氷彫刻師
氷彫刻師は花や動物あるいは人型に氷を削り美しい彫刻品を作り上げるのが仕事です。
本職として働く人は非常に少なく、腕一本の技術を頼りとする職人です。
氷彫刻師を本職にして働くには主に一流ホテルの専属として雇われる必要があります。
ホテルでは宴会や結婚式の披露宴などに飾る花や動物あるいは人型の像を氷で彫ります。
氷彫刻師の仕事は作品の目的にあわせてスケッチを描いてからそれに合わせて氷を
準備するところからはじまります。
氷を並べて接合させてからはチェーンソーや電動ドリル、数種類のノミを器用に使って
氷が溶ける前に彫刻に仕上げる必要があります。時間をかけてじっくり彫る普通の彫刻
に対して氷彫刻は時間との戦いであることが特徴といえます。
氷彫刻師になるには資格などは特にありません。国内外にいくつか氷彫刻をメインに
したコンテストがあるのでそうしたコンテストで受賞暦があると仕事に就くのに便利です。
需要としては都内の一流ホテルぐらいしかなく非常に狭き門といえますが希少価値の
ある技術なだけにもらえる報酬も相当なものがあります。
職場は冷蔵庫の中、作った作品も数時間後には溶けてしまうものですが一瞬の芸術と
して非常に人気を集めているのが氷彫刻です。
ホテルや宴会場などの場所で演出道具として利用されるほかに、お祭りやイベントで
製作から完成にいたる過程を見せるショーとしての需要も増えているといいます。