児童相談員
児童相談員とは児童福祉司や心理判定員のことをまとめて1括りにした呼称で
あり、子供のいじめや虐待など、子どもに関するさまざまな問題の相談に応じて、
専門的なアドバイスや援助などを行うのが仕事になります。
児童相談員とよばれる児童福祉司は、親と面接し、親子関係など子供の周辺環境
から問題を調査し、問題の原因を捉えることを主な業務とします。
一方の心理判定員は子供に面接や心理検査を行って心理状態や生活能力を調べ、
心理的な側面から問題を考えるのが仕事です。
児童福祉司と心理判定員の2つの方向から問題にアプローチした結果に基づいて
今後の子供の具体的な指導・援助方針や児童福祉施設への入所を決定します。
児童相談員は各都道府県と政令指定都市の児童相談所で地方公務員として働きます。
職務は普通、児童相談所内が中心で、土・日曜日、祝日は休みになりますが
児童福祉司の場合は月に何度かは勤務時間外に家庭訪問を行うこともあります。
児童相談員の児童福祉司や心理判定員として働く第一歩としては地方公務員試験を
合格する必要があります。
ただそれには、児童福祉司、心理判定員ともに大学などで心理学や教育学、医学
など決められた科目を修了しているという一定条件を満たす必要があります。
養育問題、虐待、非行など複雑で難解な問題に対処する以上、カウンセリング
などの知識・技法はもちろんですが、何より子どもに対する理解と愛情が重要
になります。
【児童相談員の資格】
■ 児童福祉司
地方公務員試験に合格する必要があります。ただし、
・児童福祉司・児童福祉施設職員の養成校の卒業者、
・大学で心理学、教育学、社会学を学んだ者、
・医師の資格がある者、社会福祉主事としての実務経験があること
などの条件があります。(各都道府県によって違いがあります。)
■ 心理判定員
地方公務員試験に合格する必要があります。ただし
・医師で精神保健の学問的知識と経験を有すること、
・大学で心理学を修了した者
などの条件があります。(各都道府県によって異なります。)
問い合わせ先:各都道府県、指定都市の人事委員会事務局、児童福祉主管課