不動産鑑定士
不動産鑑定士は顧客からの依頼をうけて、土地や建物などの不動産を物件の
利便性やロケーションなどさまざまな要素を顧慮して調査・分析を行い、建売
住宅やマンションの価格決定に必要な鑑定業務を行うことで、公正かつ適正な
不動産取引を実現させるのが仕事になります。
不動産鑑定士の顧客は民間法人や国、または地方公共団体などが多く、不動産
の鑑定の結果は不動産鑑定評価書にまとめ鑑定依頼者に説明、報告することに
なっています。
不動産鑑定士は不動産鑑定事務所に勤める人がほとんどで、それ以外は不動産
会社や信託銀行などの金融機関、建設・土木会社などに勤務します。
国や地方自治体からの委託業務も多く、景気がよければ不動産取引が増大し、
景気が悪くなれば融資に伴う担保評価が増えるため、景気に左右されない安定
した収入が期待できるのが不動産鑑定士の強みです。
当然、独立開業する人も多く、努力次第では多くの収入を得ることができます。
不動産鑑定士になるには国家試験のなかでも難関で知られる不動産鑑定士試験
に合格する必要があります。
不動産に関する経験と深い知識が問われるため40〜50歳代が不動産鑑定士の
半数を占め、合格までに数年を要します。
【不動産鑑定士の資格】
■ 不動産鑑定士
2006年の2月から新制度に移行して不動産鑑定士になるためには短答式・論文式
の2段階の試験に合格し、一定期間の実務修習を修了することで不動産鑑定士に
なることができます。
■ 不動産コンサルティング技能試験
不動産コンサルティングを円滑に行うために必要な知識、技能を審査・証明する
公的資格で、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士登録者に対して試験が実施され、
試験合格者は不動産に関する実務経験を5年積むと不動産コンサルティング技能
登録者として登録することができます。