力士(相撲取り)
力士は、日本固有の国技でもあり、日本の歴史と伝統文化の象徴的存在でも
ある相撲を取るのが仕事になります。
力士は全員相撲部屋に所属していて約60人ほどいるといわれています。本場所
は年間6場所あり、1場所は15日間、幕下以下は7日間しか取組がありません。
本場所の成績次第で、十両、幕内、小結、大関、横綱と番付があがります。
十両以上の力士には相撲協会から月給が支払われ、番付があがるにつれ金額も
高くなります。幕下以下は無給ですが、2カ月に1回、場所手当てが支給されます。
それ以外に優勝した力士への賞金は、幕内が1000万円、十両が200万円、幕下
が50万円、三段目が30万円、序二段が20万円、序ノ口が10万円になります。
三賞の賞金は、殊勲、敢闘、技能とも200万円であり、人気力士の取り組みでは
一本6万円の懸賞金がスポンサーから支給されます。
場所がないときは、地方に巡業に出たり、稽古を行いますが、番付が下であれば
食事作りや付き人といった雑用をやらされる、実力本位の世界です。
相撲稽古の厳しさや部屋での集団生活、けがなどが原因で、入門して2年以内に
やめていく力士も少なくなく、非常に厳しい世界といえるでしょう。
力士になるには義務教育を修了した男子で各本場所前の新弟子検査に合格すれば、
力士として登録されます。最近は日本人力士の入門者が減っており、代わりに外国人
力士の姿が目立つようになってきています。
【力士の条件】
■ 身体的条件
各本場所前に行われる新弟子検査に合格すれば、力士として登録されます。
男子で、身長173cm以上、体重75kg以上が条件となります。
なお、舞の海の一件以来、実績があれば身長167cm以上、体重67kg以上で
運動能力があれば合格できることになりました。