弁護士
弁護士は、法律の専門家として社会に起こるさまざまな問題の解決に取り組み、
依頼人の基本的人権を守り、社会正義を実現するのが仕事になります。
法律の仕組みや内容はとても複雑で、一般の人にはなかなか理解できないため、
弁護士は依頼者の代理人として法廷に立つほか、各種の法律相談や法律文書
の作成などを行います。
最近では、ビジネスの現場で企業法務に活躍する弁護士や、外国法の調査や
国際取り引きの交渉など国際的な法律問題に携わる場面も増えており、法廷外
にも弁護士の活躍は広がっています。
弁護士になりたてのころは法律事務所に所属して、実績と経験を積み、その後
独立開業したりして仕事を進める形が多いようです。
法律の全ての範囲を扱うのではなく、民事訴訟、刑事訴訟、金融、離婚問題など
のなかから自分の得意とする専門分野を中心に相談を受ける営業のやり方をする
事務所がほとんどです。
弁護士になるには合格率3%といわれる超難関の司法試験に合格する必要があり
司法試験に合格した後、司法研修生として研修を終えると晴れて弁護士となること
ができます。
近年、地方を中心に弁護士不足が顕著になっているため法曹の質を高めながら
弁護士の人数を増やすことを求める声が高まり、2004年4月に法科大学院が
開校するなど弁護士を取り巻く環境も変化を見せています。
【弁護士の資格】
■ 司法試験・法曹資格
法科大学院で学び、司法試験合格後、司法修習を経れば法曹資格を得ることが
できます。新司法試験は、「法科大学院修了後5年以内に3回まで」と受験回数
の制限があります。
2010年までは旧司法試験も実施されます。