海女(海士)
海女は、アワビ、サザエ、トコブシ、ウニ、ナマコなどの海中の魚介類を海に潜り
直接採取するのが仕事です。魚介類以外にも海藻、真珠を採取することもあります。
海女は海水につかっている時間が長いため体質的に寒さに強いという理由から
海女の仕事は基本的に女性に多い仕事です。
他にも海女に女性が多い理由としては、男は漁船でカツオやマグロといった大物を
取りに行き、女は沿岸付近でもぐり、海藻取りをという役割分担で昔からやってきた
からと理由があります。
ただ、最近はウエットスーツが普及してから、徐々に男性の海士も出てきています。
海女や海士の収入は採取の量やシーズンによって差が出るため、男性であれば
漁師と兼業でやっている人がほとんどです。
海女、海士になるには地元の漁業協同組合に入る必要があるため、地元の人間か、
結婚してその地域の住人の家族になっていることが必要になります。
水深十数メートルもぐる海女の仕事は非常に体力のいる仕事なので、心臓が強い・
息が長い・視力が良いことが海女の必須条件と言われています。
海女の年齢は10代から70代にわたり、80代で現役ということも珍しくないですが、
年々海女をやる女性は減ってきており、後継者不足に悩まされています。