犬の訓練士
犬の訓練士は犬の従順な習性や能力の高さを生かし、犬を社会に役立つように
警察犬をはじめ、盲導犬、災害救助犬、麻薬捜査犬などに訓練し、育て上げる
のが仕事になります。
警察犬や盲導犬の存在はすでに広く認知されていますが、今後は身体障害者の
生活を助ける介助犬や聴導犬の普及も予想されています。
また一般家庭から要請され、躾の行き届いていない犬を預かり、きちんと躾を
施すことも犬の訓練士の仕事になります。
警察犬や盲導犬の訓練士の場合、専用の訓練所に勤務し、住み込みで働きます。
警察犬の訓練士になるには警察犬訓練所などで見習訓練士として3〜6年ほどの
修業が必要になります。
見習いとして訓練所に入って必要な技術を習得し、資格を取得後、正規の訓練士
として2〜3年働き、その後独立開業するのが一般的です。
盲導犬訓練士になるにも、国家公安委員会指定の訓練施設で研修を受け、資格
を取得する必要があります。
他の分野の犬の訓練士も、このような訓練所で見習期間を経て独立する場合が
多いようです。
ただし、競技会出場のための訓練や家庭犬の躾のための犬の訓練士は訓練所
で研修を受けなくても、私的な養成学校に通って訓練士になることもできます。
【犬の訓練士の資格】
■ 犬訓練士
警察犬の訓練や愛犬家から犬を預かって訓練するための資格で、
(社)日本警察犬協会が実施しており、5等級に分かれています。
■ コンパニオン・ドッグ・トレーナー
家庭で飼育する愛玩犬にマナーをしつける訓練士としての資格です。
■ 盲導犬訓練士
国家公安委員会指定の盲導犬訓練施設で、盲導犬の訓練や視覚障害者の
歩行指導を行う資格の総称です。名称は訓練施設によって異なります。
関連団体:社団法人 日本警察犬協会
住所:〒110−0015 東京都台東区東上野4−13−7 警察犬会館内
TEL:03−5828−2521