花火師
花火師は夏の風物詩で、日本の伝統芸術である花火を製作して打ち揚げるのが
仕事になります。花火大会以外にも各種イベントで活躍します。
花火を作るにはいくつもの工程がありますが、すべて手作業であり、試し打ちも
ほとんど行いません。職人の経験と勘を頼りにすべての工程をやっていきます。
日本の花火技術は世界的にも認められており、どこから見ても丸い球状に見える
花火は日本独特のもので、日本の花火師のレベルの高さがわかります。
花火師の繁忙期は花火のシーズンである7〜8月の期間で、この時期は全国各地の
花火大会に参加します。またシーズン以外にも諸々の催し事や年末年始のイベントに
呼ばれることもあります。
花火師の職場は家族経営や小規模の煙火(花火)の製造・販売事業所で働きます。
求人広告などを出し、一般から公募することはほとんどありません。
花火師になるには煙火(花火)の製造・販売事業所に就職する必要がありますが、
求人はほとんどない状況なので個別に訪問するか、縁故をつかうしかありません。
ただ、繁忙期には臨時作業員を募集することがありますので、それをきっかけに
正式に雇われるのも一つの方法です。
就職し、花火師の免許を取得しても「玉貼り3年、星かけ5年」と言われるように
一人前の花火師になるためには長い年月を要します。
【花火師の資格】
■ 煙火打揚従事者手帳
経験を積んで打揚技能を習得し、各支部ごとに実施している保安講習会を
受講した者に対して交付されます。
■ 火薬類製造保安責任者
花火製造工場で作業の指揮・監督者になるには、
火薬類製造保安責任者の免許(甲種・乙種・丙種)を取得する必要があります。
関連団体:(社) 日本煙火協会
TEL :03-5652-7855